【兵庫】 県立人と自然の博物館(三田市弥生が丘6)は4日、丹波市山南町で進める国内最大級の草食恐竜「丹波竜」の第4次発掘調査で、鳥脚類とみられる骨の化石が見つかったと発表した。同地で丹波竜以外の恐竜の体が見つかるのは初めて。同館の三枝春生主任研究員は「詳しい分析が必要だが、別の恐竜が埋まっている可能性がある」と話している。
見つかったのは長さ約7センチ、直径約5ミリの骨の化石。真っすぐで断面がつぶれただ円形なことから、背中部分の腱(けん)が骨化したものとみられる。背中を補強するもので、特に鳥脚類に多いという。
現地では、これまで丹波竜以外の恐竜の歯の化石は見つかっていた。恐竜の歯は何度も生え変わるため、生きた恐竜が残すケースが多い。体の一部が見つかったことから、遺体が周辺に残っている可能性が高まった。
他にも、肉食の獣脚類や丹波竜などの歯計4本など、計約800個の化石が見つかっている。三枝主任研究員は「厚さ約1メートルの化石層のうち、密集部分の発掘はまだ1割程度。丹波竜の化石も期待できる」と話した。【粟飯原浩】
・
武山百合子元衆院議員、公選法違反で有罪判決(読売新聞)・
川崎自民国対委員長「石川議員は辞職せよ」(産経新聞)・
<参院代表質問>首相、新たな移設先選定を強調 普天間問題(毎日新聞)・
合成樹脂の倉庫内から煙、消火続く…川崎(読売新聞)・
<陸山会土地購入>石川議員、政治献金800万円記載せず(毎日新聞)